レスポールの王道カラーであるチェリーサンバーストボディが美しい、94年エピフォンレスポール、日本製です。日本ではオービルのレスポールが展開される一方、エピフォンのレスポールの多くが韓国で制作されていた同時期、数字の書体が小さめな7桁シリアルのエピフォンレスポールが日本で生産されていたモデルです。(翌年の95年からはFC+数字7桁となる)コストを抑えるために、ネックの取り付けをやむを得ずボルトオン仕様にしている廉価版レスポールは今でもありますが、それとは構造が全くことなり、外装からは見えないピックアップ裏にボルト接合部があります。一見ではセットネックと見分けがつかない巧みな構造は、当時の日本のクラフトマンのプライドが垣間見え、日本のギター製造史を物語る興味深い仕様です。見た目は現在の中国生産モデルと比べて派手さこそないものの、素材や作りは段違いです。ボディトップのメープル材の厚みが、中国生産モデルは表層の突き板のみのモデルが多いのですが、日本製造品では箇所によっては2cm厚以上もあり、重量にもしっかり反映されています(写真参照)。分厚いメープルトップ材が効いて音の立ち上がりがしっかりしている一方で、ビンテージ故の適度に枯れてが出ている様で、音の分離が良い印象です。当方、90年時代のエピフォンレスポールのコスパに惚れて、多く所持してきましたが、そのなかでも、Mada in Japanの歴史、そして音と大変魅力のあるギターです。●状態フレットは、1、2弦の全てのポジションで、チョーキングをしてもビビりやサスティーンの途絶は無く、極端な減りの偏りはみられません。ネックはストレートに調整済み。まだ調整幅に余裕はありました。ボディサイドに大きな打刻がありましたが、一見ではフラットで目立たなくなる状態にまで、研磨とクリア塗装をしてタッチアップ済みです。写真でご確認ください。電気系統は動作問題ありません。●付属:\rなし※同時出品中のソフトケースは半額で同梱いたします。購入後にお申し付けください。\r●その他、注意事項:\r細かい状態などは写真にてご確認もしくは質問ください。\r中古ですので現物優先で、原則NCNRでお願いします。Epiphone Les Paul modelエピフォンビンテージ